今日は介護現場での仕事でした。
転倒の危険のある方が
一日中徘徊していたので
ほぼ一日付き添っている状態で
かなり疲れました。
でも、ある認知症のおばあちゃまが、
ソファーから立ち上がって
近くで立って見守りをしている私の手をとって、
ソファーのそばまで連れて行くのです。
そして、自分が座ると隣を手のひらで優しく叩くのです
『ここに座りなさい』
と言っているのです。
「○○さん、ここ、すわっていいんですか?」
と私が訊くと
うれしそうな笑顔で、頷きながら微笑むのです。
当然、見守り中なので、
フロアー全体を見渡せて
しかも、すぐに動ける状態でいないといけません。
だから、ソファーに座る事はできません。
「ありがとう、でも、私はここで大丈夫だから。」
と、言うと、
おばあちゃまは笑顔でもう一度
うなずいてくれました。
私の疲れた心と身体を
癒してくれるような笑顔でした。
このおばあちゃまは、
いつも、ソファーに座って
テレビを観てにこにこしているかたで、
自分からあまり何かを
しようとするかたではありません。
それでも、
たとえ、認知症があって、
自分のことができなくなっていても
相手を思いやることができる人は
できるのです。
こうして、
いつもご利用者様から
『何か』を教えていただいているのです。
やはり、人生の先輩です。
今日も、おばあちゃま達の笑顔に
助けられて
薬を過剰に飲むことなく、
体調不良もなく
今日の仕事を無事に終わることができました。
人生の先輩方に感謝です。
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